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絶滅の危機に瀕する野生のトラを観に行って保護活動に貢献しよう!

バンダルガウ動物保護区の虎
トラ発見!!(バンダルガウ動物保護区)

かつてはアジア全域に棲息していたトラは絶滅の危機に瀕している。インドに於いても密漁などでかなり減少してしまったために「プロジェクト・タイガー」という野生のトラを保護するプログラムのお陰でトラの個体数が徐々にではあるが増加傾向にあるという。数あるインドの国立公園や動物保護区の中で実際にトラを見られるチャンスが高いといわれるのが、インドのほぼ中央部、デカン高原にあるバンダウガル国立公園とジャイプール郊外のランタンボール国立公園の2ヶ所。バンダウガル国立公園はデリーから遠く交通の便が悪いのが難点だが4回のサファリで最低1~3回トラが見られると言われている。一方、ランタンボール国立公園はデリーから手軽な日程でサファリツアーに参加できる。
サファリは基本的にトラを見にいくもので、動物の種類はあまり多くない。なかなかトラに出会えないことも多いが、野生のトラを見られる数少ない場所だ。
シーズンは概ね10月~6月で、この期間以外は基本的にクローズとなる。期間限定のツアーとなるため早目の予約をお奨めする。

バンダウガル動物保護区

トラの足跡 トラを追い求める大きな手がかりとなるトラの足跡(バンダルガウ動物保護区)

インド中央部のデカン高原にありカジュラホから南へ250km程の距離にある自然保護区で、ベンガルトラが見られることで有名な国立公園。ベンガルトラの棲息密度は世界一と公言している。それでもベンガルトラは絶滅が危ぶまれる希少種であり、広い国立公園内にいるのは50頭を超えるほどなのでなかなかトラにめぐり会うのは難しい。毎日、レインジャーがトラの居場所を探して各サファリカーのドライバーに連絡する。ゾウに乗ってゆっくりまわるエレファントサファリが今も行われていておもしろい。もし、トラがジャングルの中に入ったときは、このエレファントサファリが威力を発揮する。サファリカーだとジャングルの中に入れないがゾウならブッシュの中に入れるからだ。ゾウの利用は到着したサファリカーの順で、しかも1組数分にという制限がついている。でも、こうしたシステムによりトラとの出会いがより高くなるのだ。

ヘリテージリゾートお部屋例
ヘリテージリゾートお部屋一例(バンダウガル国立公園)

基本的にサファリはトラを見るのが目的となるが、周囲の景観もすばらしい。デカン高原は起伏があり、岩山や森林、湿原と変化に富んだ地形が魅力。断崖の上に建つバンダウガルの名前の元となった古代の要塞や数え切れないほどの石窟寺院もある。ベンガルトラの他にはヒョウ、ジャッカル、イノシシ、サンバー、ヤマアラシなどの動物と、数多くの鳥類がいる。インドには他にも国立公園がいくつかあるが、バンダウガルは観光客も少なくトラが見られる可能性が高いので、とにかく野生のトラを見たい人にはお奨め。

ランタンボール国立公園

ランタンボール国立公園で虎に接近 トラに大接近!!(ランタンボール国立公園)

ランタンボールは、インド北西部、ラジャスタン州の州都、ジャイプールから南へ160kmいったところにあるトラなどの動物保護区として知られる国立公園。デリーから列車で4~5時間ほどで行け、手軽な日程でタイガー・サファリが楽しめる。ランタンボール国立公園には約40頭のトラが棲息していると言われている。ただ、ランタンボール国立公園の敷地は東京都と同じくらいの広さがあるので、そこから40頭のトラを見つけることがどれだけ難しいかを事前に知っておかなければならないだろう。でも、会えるか会えないか分からないトラを求めてさまよう緊張感がタイガー・サファリの醍醐味のひとつとも言える。エレファントサファリのプログラムはないが、1回3時間半ほどのサファリドライブが楽しめる。

ジープに乗る
6人乗りジープでサファリ中(ランタンボール国立公園)

サファリツアーは早朝と夕方の1日2回、6人乗りジープまたは20人乗りのバスでサファリツアーが行われている。バンダウガル国立公園と同様、トラを見るのが目的のサファリだが、美しい自然が楽しめるのはもちろん、体の白い斑が特徴で世界一美しいと言われるチタル(アクシスジカ)やインドに多く棲息するヤセザルの一種、ハヌマンラングーンの集団生活の様子も見ることができる。また、野鳥の楽園でもあるのでバードウォッチングも楽しみたい。

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