★宗教
インドは80%がヒンドゥー教。その他、イスラム教、キリスト教、仏教、シーク教など様々な宗教が人々の生に根ざしています。ヒンドゥー教は多神教ですが、そのトップにいるのがシヴァ神で「破壊の神」「創造の神」と呼ばれています。「破壊の神」といっても「何でも壊す」というのではなく「新しいものの誕生は古いものの破壊の上に成立する」という思想に基づいた意味です。彼の別名は「マハーカーラ」(日本語にすると大黒の意)と呼ばれております。マハーカーラが仏教と一緒に日本に伝来し「大黒」が「大国」に通じることから、日本神道の「大国主命」と合体し、七福神の一人「大黒天」に変身したと言われております。同じように、宇宙創造の神ブラフマは日本では梵天に、学問と音楽の神・サラスヴァティーは弁才天に、それぞれ変身したと言われております。
このようにヒンドゥー教の神々は、大昔に"輸入"され、日本の神々の一員となり、土着の神々とともに神棚に鎮座しています。ヒンドゥー教の神々はこれ以外にも沢山います。仏陀もそうですし、インド独立の父マハトマ・ガンジーまでもがヒンドゥーの神なのです。そのため、「よろずの神々」を持つ日本の神道と同様に多神教と思われがちですが、インド人は「一神教」と主張します。インドでは「三位一体」。すなわち宇宙を創造したブラフマー神と、その宇宙を維持するヴィシュヌ神、宇宙を破壊するシヴァ神は同じ神様で「一体神」だとしているのです。
★食事
インドといえばまずカレー。多種多様なカレーがあり、ベジタリアンとノン・ベジタリアンとに分けられます。ノン・ベジタリアンはいわゆる肉類を使ったもので、チキンやマトンが主流です。ベジタリアンでは豆を使ったカレーが日本人のロにもあいとてもおいしいです。香辛料に「マサラー」を使ったものが多いです。ヨーグルトにつけたチキンに香辛料をつけて釜で焼いた「タンドリーチキン」も有名です。主食は北部がインドパン(チャパティーやナンなど)で、南部は米。食後のデザートはヨーグルトが一般的です。なお、宗教上の理由でロにしてはいけないもの(肉)があり、ヒンドゥー教徒は牛を聖なるものとして牛肉は食べません。またイスラム教徒は豚を不浄なものとして食べません。飲み水には気をつけて下さい。水道水はもちろん、ホテルに設置された熱湯も時には十分に沸騰されてないこともあります。町で売られているフルーツジュースにも生水が使われていたり氷が使われていたりする事があるので注意が必要です。極力ミネラルウォーターやコーラなどの飲料水を購入し、また、買う前に蓋があけられてないかチェックして下さい。インドの大衆的な飲み物はしょうが入りのミルクティー・チャイやヨーグルトドリンクのラッシーなどがあります。
